岩波文庫版『仕事と日』(松平千秋訳)が2021年に重版されたことになっているが今は品切れ中
古本があるものの定価の倍ほどになっているのが面白くないので、思い切って西洋古典叢書版(中務哲郎訳)を購入^^;
件の268-269行目がどう訳されているかというと
甕は使い始めと中身の尽きる時には、たらふく戴き、
中程では節約せよ。底に来て節約するのはみっともない。
自分なりにやってみた訳は間違っていなかったようだ(^^)
注釈として
甕の中身は葡萄酒、初めは空気に触れてまずい、終わりがたには澱となってまずい。最もうまい中程では節約せよ、というのが古来の解釈。しかし、甕の中身を穀物とする考えもある。
甕の中身が穀物というのは個人的にはちょっとインパクトが薄れる^^;
LSJ では πίθος を a wine-jar としているのでここは素直に酒甕と受け取りたい(^^)
甕の始めと終わりは不味いから旨い中程で飲みすぎないようにという解釈はなるほどだけれど、酒好きには「開けたばかりと最後は満足するまで飲んで、途中はチビチビ」という解釈のほうがしっくりwww

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