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MacのUSキーボードで親指シフト

  • 執筆者の写真: yasushi-takahashi
    yasushi-takahashi
  • 4月15日
  • 読了時間: 5分

更新日:4月16日

決定的な問題が発覚したのでMacのUSキーボードで親指シフト入力は無理があると判断し使用を中止しました


Mac miniのキーボードが不調で反応しないキーが出てきた(T . T)

本体はM2に替えて快適に使っているが、キーボードは古いまま10年以上使っているのでぼちぼち寿命でもしかたない

新調することにしてせっかくならとtouch ID、テンキー付きをポチッと


チェンバロやクラヴィコードの弦長などの数字を入力することが多いので数年前にテンキーを使い始めたが、もっと早く買えばよかったと思ったもののひとつ

ただ、安価なのはカチャカチャと煩い


1980年代のワープロ専用機の時代、富士通OASYSシリーズで日本語入力に親指シフトを使い始めて以来パソコンでも親指シフトが使えることが必須で、MS-DOS、Windows95では専用キーボードで、その後Macではエミュレーターを使って40年近く親指シフト

なので当然のことながら新しいキーボードでも日本語入は親指シフトを使うのだが、今回はちょっとした気の迷いでUSキーボードを購入ww


USキーボードはスペースバーが長いのでシフトキーとして使う左右のcmmandキーの位置が中心から離れているために本来なら親指シフトには向かないとは分かっていたのだが...


まずはこのページを参考にUSキーボードで親指シフトを可能にする

設定ファイルをそのまま使わせていただきましたm(_ _)m


ところがセットアップしていざ使い始めてみると、テンキー付きはスペースバーが長く右シフトキーとして使う右commandキーがキーひとつ分右に寄っていて、右手親指を攣りそうなくらい内側に曲げないと届かない(;°0°)

MacのUSキーボードで親指シフト入力するにはテンキーなしが必須であることが判明( ; ; )

ポチる前に写真をよく見ればよかった...




親指シフトにはorzレイアウトという変種があって、右手のホームポジションをひとつ分右にずらすことで右シフトキーをより自然な位置で打鍵できるキー配列がある

これを使えば解決するかもしれない


ということでインストールしたKarabiner-elements(キーリマップアプリ)で右手のキーを地道にひとつずつ右にずらす


とりあえず数字キーはそのままの方が最初は分かりやすそう

押し出された右端のキーは使わなくなった中央のYHNキーに割り当てたので、親指シフトでreturnキーの左側にあるバックスペースキーが中央のHキーに割り当てられるという変則的な配列になったww


JISキーボードからUSキーボードにしたことでシフトキーの位置が変わったことの影響は思っていたより大きく、「キーボード」とか「スペースバー」のように複数の長音記号とハ行の濁音、半濁音をシフトキーで打ち分ける単語は極端に遅くなる

orzにしたことで右シフトキーの位置の不自然さは解消されたものの、それでも指に馴染んだ位置とは微妙に違うのと、back spaceキーの位置が大きく変わった弊害もある


Macで親指シフトを使って、USキーボードのテンキー付きでorzレイアウトなんてバカバカしいほどひねくれた使い方だが、これも頭の体操と思って少し使ってみることにする


touch IDはなかなか便利でこれは買って正解だった


何回か使ってみてback spaceキーがHキーというのはどう考えても使いにくくclose blacket ] キーに変更した

あとは濁点、半濁点を打つ時に今までより少し内側に親指を曲げなければならない左右のcommandキーの位置に慣れるかどうかだが、翌日には少しスムーズに打てるようになって来た(^^)


close blacket に割り当てた back spase とopen blacket に割り当てた句点とでタイプミスが多いのでback spase は back slash に変更した 小指を伸ばさないと押せない不便さはあるが何度もタイプミスをするよりは効率的と判断したけれど、今のところはその上の delete キーを使うことの方が多いかもww


少し練習して慣れると今度はJISキーボードのMacbookを使った時にちょっと混乱する

あらためてキー配列の重要性を認識^^;


あとは時間の問題かと思っていたところで決定的な問題が発覚した(;°0°)


JISタイプのMacキーボードで親指シフトにする場合は、通常は英数キーを左シフトキー、スペースキーを右シフトキーに割り当てる

それをUSキーボードでは長いスペースキー1つを左右のシフトキーとして共用するのだが、右手と左手で連続してシフトキーを押す、例えば「にゅうりょく」と入力する場合


左シフト+E→り

右シフト+ ; キー(orz配列の場合は ' キー)→ょ


USキーボードではスペースキーを左右シフトキーとして共用しているのでスペースキーを左親指と右親指ですばやく2回押すことになって、タイミングによってはスペースキーが押されたまま ; キーを押したと判断されて単独で押したが入力されてしまう


これがけっこうな頻度で起きてにゅうりょくと入力したつもりがにゅうりいくになってしまう


連続シフトというシフトキーを押したままでも同時押しと判定されるオプション的な方法もあるものの、連続シフトはタイプの仕方がかなり変わることと、現在の環境では対応していないので実現するためのハードルも高い


気をつけてゆっくりタイピングすれば防げるとしても、そうなると思考の延長として指が勝手に動いて入力できる親指シフトの利点が消えてしまう


これは慣れの問題ではなく、左右の親指で高速で打鍵するシフトキーを1つで済ますことに無理があると判断せざるを得ない


ということで、私のMacのUSキーボードで親指シフトチャレンジは終了

メルカリに出ていたJISキーボードをポチりましたとさ^^;


おしまい


追記

その後JISキーボードに右手のポジションが1つずつ右にズレているorz配列を導入した


こちらのページの定義ファイルを使わせていただきました

この場を借りてお礼申し上げます


ホームポジションに置いた時に自然な位置で右手親指が右シフトキーの かな キーの上に来るので、たとえば右シフト+Uで打鍵する よ が今までよりも楽に打てる

変換キーとして機能する スペースキー を今までの右親指から左親指で打鍵することになるのがちょっと気になったけれど、これはあまり違和感なく左親指を使っている


JISキーボードとorz配列の組み合わせが快適なのと使い分けで混乱するのでMacbookにもorzを導入した(^^)



 
 
 

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