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巻線機の改良 その3 3D CADを使ってみる

執筆者の写真: yasushi-takahashiyasushi-takahashi

更新日:3月19日

金属加工が地場産業でもあるのでパーツは地元でと考えていたので1つからでも製作してくれるという地元の金属加工会社へ図面をメールで送って見積りをお願いした

1週間ほど待って返事がなかったので電話をしてみた


電話で聞いたところでは

  • 内径8mm、深さ90mmの穴あけが旋盤では難しくワイヤー放電加工なら可能だが金額が高くなる

  • 公差H7は難しく±0.1mmなら可能


とのことでワイヤー放電加工で見積もりをお願いしたのだが予想以上の金額で困ってしまった(;°0°)


しばらく考えてみたが地元での発注は見合わせることに


たまたま見ていたYouTubeでPCBWayという中国のサイトが3DCADのデータをアップするとCNC加工をしてくれるらしい

お財布に優しい金額で精度もそこそことのこと


ファイルをアップロードすると即座に見積もり金額が表示されるのもありがたい


問題は3D CADでデータを作成しなければならないこと

Jw_cadという古い2次元CADしか使ったことがない


検索するとMacで使えるフリーの3DCADとしてFreeCADというものがあったのでダウンロードしてやってみたらけっこう面白い


材質は標準的な工具鋼として、内径8mmのパイプ軸は長さを見直して90mmから80mmに短縮し、ネジ穴はぜんぶ下穴だけにしてネジ切りは自分ですることにした結果、見積りはそれぞれ$38ほど、2つで1万円ちょっとの計算

交差はISO 2768-1とのことで内径8mmのパイプと外径8mmのはめあいは別途図面で指定することになる


ついでにこんなものもww

構想中のSPカートリッジ用のトーンアーム

アームはヤマザクラ材を使って削り出し、カートリッジ DENON DL-102SD はヘッドシェルなしで直付け

可動部の機構をどうするかだいぶ考えていたが大体固まってきたが、19gの針圧のかかるSPカートリッジなのでLPほどの精度は必要ないww


コの字型のパーツをアルミ削り出しで発注すると$38ほど


 
 
 

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