巻線機の改良 その5 追加工と仮組み
- yasushi-takahashi
- 3月13日
- 読了時間: 1分
更新日:5月20日
追加工のためにいくつか注文していた工具が届いたので次の工程に
まず写真左のパーツの軸穴をφ8.0のハンドリーマーでサラッと
これで可動軸がスムーズに動くようになった

巻線機の中を通すφ8の軸(ミスミで調達)には弦を引っかけるフックが通るのだが、外径は公差h7でも内径は3mm±0.2mmとかなりアバウト
届いたものは2.8mm強といったところ
フックは捩れの剛性を考えるとあまり細くしたくないので3.0mmのドリルロッドを通したい
ロッドの公差h7なのでスムーズに動くためには3.1mmがちょうどよさそう
ということで3.0mmと3.1mmのロングドリルで加工

ネジ穴は下穴のみの加工で発注していたのでタップでネジ切り

φ8の軸を固定するセットスクリューのためのネジ穴

今回の改良でキーになるパーツがこのスラストベアリング
ベアリングというと主に軸と直角方向の荷重を受けるラジアルベアリングが使われることが多いが、スラストベアリングは軸方向の荷重を受ける

仮組みするとこんな感じ
完成が近づいてきた(^^)

Comments