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  • 執筆者の写真yasushi-takahashi

重力単位系とSI

この仕事を始めてから40年近く重力単位系を使って来たので張力はkgf、応力やヤング率はkgf/mm^2に慣れきっている

張力の計算だけならそのままでも支障はないのだが、強度計算のためにたとえば木材のヤング率を調べようと検索すると最近はMPa(メガパスカル)やGPa(ギガパスカル)という単位になっいて面食らった^^;


SI(国際単位系)に移行しているので力の単位がN(ニュートン)になっているのは分かっていたがMPaは馴染みがないので検索すると

1MPa=1N/mm^2

1000MPa=1GPa

ということらしい


もともと弦の張力や応力の計算では重力加速度9.80665で割って重力単位系にしていたのを割らなければNになるから明快ではあるが

そうするとたとえば張力3kgf=29.42N、5kgf=49.03Nだから10倍して一桁多い数字と考えれば実用上は問題ないとはいえ、やっぱり張力が2桁の数字は違和感^^;


でもNはともかくMPaやGPaが出てくるとそれをいちいち重力単位系に変換するのも面倒だし間違いの元にもなるからライナーの強度計算のスプレッドシートをSIに変えてみたww





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