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  • 執筆者の写真yasushi-takahashi

フォノイコライザー

更新日:4月8日

ぺるけ式12AX7フォノイコライザー Ver. 2


78回転ターンテーブルと並行してすすめていたのがフォノイコライザー

SPレコードは、その後のLP時代にできたRIAAなどのイコライザーカーブとは違った特性でカッティングされているのでLP用のフォノイコライザーでは本来の音が出ないことになっています。SP用のイコライザーも研究しているのですが、何年かかるか分からないので笑 LPを聴くためにも、またSPもまず音を出してみるためにもRIAAカーブのイコライザーを作ることにしました。

回路は例によってぺるけ師設計の12AX7 Version2


記事では漏洩磁束の少ない特注Rコアトランスを使っていますが、ぺるけ師のお手を煩わせたくなかったので、普通のEIコアのトランスを使い(安価でもあるので)漏洩磁束対策として電源部は別置きとすることにしました。

ヒーター用の12Vのトランスは手持ちがあったので100Vのトランスだけ購入、12AX7は頂き物のNEC 通信用 1957年製を使うので部品代はトータルで1万円ほどと、お財布にも優しいフォノイコライザーです(^^)


別置き電源部

本体完成 配線を最短にしたつもりですがちょっと乱雑に(^^;;

ヒーター電源にはSNSで教えてもらった秋月の超ローノイズ電源を組み込んであります。

6月にEL34アンプを完成させたばかりなのでそれに比べたら楽勝かと思われましたが、思った以上に時間がかかってしまいました^^;

ぺるけ師の作例とは異なるトランスを使ったことと、ヒーター電源にローノイズ電源を組み込んだので電源部の抵抗を調整しました。


電源部を別置きとしたのでアンプ部へは4芯ケーブルでB電源、±ヒーター電源、GNDを送っています。ここに高価な部品を使うと安価なトランスを使う意味がなくなるので、接続には定格電圧不明の小型のマイクコネクターを使いました。300Vと高圧がかかりますが流れるのは数mAですから大丈夫でしょう^^; 自作はすべて自己責任ですが、仮に自分以外の人が使っても危険がないようには配慮はしているつもりですが…


結局、シャーシの加工を始めてから3か月ほどかって完成(^^)

しかしここまでで道半ば。次は昇圧トランスです。


電源別置きとしたのでアンプ部シャーシはぺるけ師の作例より2cm短いP-202を使用



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